病理一口メモ (学生や研修医に役立つ病理の知識,日常の病理診断に役立つ知識などを提供)

  • 急性虫垂炎は,俗に盲腸(あるいは盲腸炎)ともいわれる.これは臨床診断がまだ発達していなかった頃,開腹すると虫垂の炎症がすでに盲腸に波及しており,あたかも盲腸の炎症であるかのようにみえたためにこう呼ばれた.その名残が今もあり,依然として盲腸と呼ばれることがある.正確には急性虫垂炎(acute appendicitis)である.
  • 虫垂炎は臨床的にカタル性,化膿性(蜂窩織炎性),壊疸性に分けられ,化膿性以上の病変は,抗生剤治療に抵抗性であるため手術の適応である.
  • 急性虫垂炎は,病理組織学的にはacute focal, acute suppurative, gangrenous (phlegmonous) , preforativeなどに分類される.ただし,acute phlegmonous appendicitisは,acute suppurative appendicitisと同義で扱われることもある.(by 清水道生)

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2. 10% tumor

10.01.04

  • Pheochromocytoma(褐色細胞腫)は,副腎髄質,傍神経節などクロム親和細胞から生じる腫瘍である.
  • 10%が両側性(bilateral)
  • 10%が副腎外(extra-adrenal)
  • 10%が悪性(malignant)
  • 10%が小児(children)
  • 10%が家族内発生(hereditary),であることから10% tumorと呼ばれている.(by 清水道生)

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  • 全悪性腫瘍の1%が悪性リンパ腫
  • 悪性リンパ腫の1%が脳原発
  • なお,脳の悪性リンパ腫は血管周囲性に広がり,ほとんどがB-cell type(by 清水道生)

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